野狐消暇録

所感を記す

ひとりベーシック・インカム

ガイスタンディング著『ベーシックインカムへの道』 を読んで色々考えていた。 www.amazon.co.jp 元々ベーシックインカムには興味があったのだが、この本を読んで更にベーシックインカムは良いなと思っていた。それで最近、自分の生活もベーシックインカムに…

契約上の義務を履行できない社員の問題

問題のある人物 ある人物(A氏と呼ぶ)としばらく働いた事があるのだが、A氏には以下の問題があった。 頼んだ仕事をしてくれない。 頼んだ仕事をしていない事に対して、罪悪感がない。 A氏を採用した上司は次の問題に困っていた。 採用時点でスキルが足りな…

インターネットなどの通信技術による広域コミュニケーションの意味

自分はこの事について、あまりはっきりしたことが分かっていなかったと思う。テレワークを経験して初めて、この事の大きな意味が分かった。ここに書くことは、知っている人は前から知っている事だろうが、僕には発見だった。 テレワーク それは、テレワーク…

面接

「学生の頃、力を入れた事は何ですか?」「大喜利です。友人と三人で大喜利に打ち込みました」「それで得たものは何ですか?」「大喜利の答えを素早く出す力です」「当社では大喜利はしていません。当社でその力はどう役に立ちますか?」「立ちません」「で…

カフカ再読「判決」

一回目の読書 ふと思い立ち、カフカの「判決」を再読した。以前に読んだときは、一旗揚げようと外国に行き、全く仕事がうまくいかないのに、見栄だったり意地だったりで意固地になって国帰って来ない友人と、両親の店を継いで仕事も順調、結婚も決まって、「…

髪を切る

髪が伸びてきたが、なるべく床屋に行きたくない。原因は例の新型コロナウイルスである。こいつのせいで外出自粛要請がかかっている。のみならず、自分も感染したくないから、外に行きたくないのだ。どうしようかなと思いながら、長くなってきた前髪と一緒に…

仕事をごまかす部下とどうやって働いたらいいのか?

課題 頼んだことをやってくれない なかなかやってくれない。頼んだ仕事をどんどん後回しにしてしまうので、仕方なくこちらで引き取ると、その類いの仕事をずっとやらなくなってしまう。 頼んでいない事をやる 必要以上に、丁寧に仕事をしている。そんなに時…

パンデミック下の社会

社会主義的政策 目的 政策 再分配政策 配給の実施 家賃補助 社会の変化 非接触社会 分散して暮らす 個人の変化 筆者の個人的な経験 通勤がない 仕事机がないので購入 気分転換はできない 仕事中におやつ 夜半に買い物や散歩 動画、音楽サービスの有料会員に…

人が平等でありかつ不平等であるゆえに助け合うのである。

同じ人間であると考えるから助けあう事ができるのである。 男女だから、大人と子供だから、お金持ちと貧乏人だから、色々な理由で人間を隔てていては、助け合うことはできないのである。 しかしまた、人が置かれている立場、境遇や、できる仕事、能力、年齢…

『吾輩は猫である』の思い出

初めて読んだのは、高校生だったと思う。面白くて、最後まで読み通してしまった。読んでいるとき面白かったし、当時、本を読むのを途中で止めるということをあまりしなかったので読み通したが、人によっては途中で読むのを止める人もいるようである。それを…

愛情

恐怖で支配された人は、自律的に生きることができなくなる。 愛された人は、夢を描くようになる。

他人のように自分を導く

他人を見る時のように、自分に思いやりを持つこと。 他人のごまかしを見破るように、自分のごまかしを見破ること。 もし、他人が自分と同じ境遇にいたなら、どうアドバイスするだろうか? 思いやりを持つこと、本質的に重要な点を突くこと。 それがアドバイ…

日本大学文理学部茶道研究会の2020年初釜

人が多かった。廊下まで人が溢れていた。緋色の絨毯が敷かれた待合も、一席入った後は入れなかった。諸先輩方とゆっくり話すには、やや混んでいたので、早々に帰ることにしたが、今年は例年と違って、K君に会えたのが嬉しかった。K君は、もう何十年かぶりに…

飛躍

人は自分の足で立ち、自分の足で歩く。それはそうなのだが。 飛躍することがある。 それは誰かに愛されたときである。自分とは違うアスペクト(断面)で世界を見て生きている人がいる。その人が自分を愛する。すると、自分に欠けていたものに気付かされる。…

岩本素白「雨の宿」を解釈しつつ読む。

岩本素白の随筆を読み返している。すでに著作権の期間が切れているらしく、青空文庫で読める。文章は漢字仮名交じりの、少し昔の文章である。 ひどいというほどでもないが、国文学の先生らしく、一文がやや長い。これが読みづらく、意味を取りづらいので、自…

プロマネから見た開発者の訴え

割と、エラーログに吐かれたエラーメッセージに似てるな、と最近思った。 エラーメッセージを無視してはいけない。ちゃんと見なきゃいけない。そして、エラーメッセージから原因が分かるケースが半分、別の起因でそのエラーメッセージになっているケースが半…

作業者のスキル、担当作業、責任の一致

良く、「経理に詳しい者を運転手にしてはならない。それは間違った人材配置だ」ということを言うが、プロジェクトでも一緒である。作業者のスキルと担当作業を一致させることが大切である。 失敗例 デザイン担当者にXDでデザインを作ってもらい、フロントエ…

2020年の抱負

仕事 昨年はどうだったか 初めてプロジェクトマネージャの仕事をさせてもらった。自分が教科書のように使っているスティーブ・マコニルの『Rapid Development』(訳:高速開発)という本を見ながらやってみた。それで消費税の増税対応は無事に終わったのだが…

ドリトル先生はSFである。

原書の『ドリトル先生 アフリカ行き』を読み終わった まず、めでたい。読み終わるとは思っていなかった。何しろ、英語の本を最後まで読み切ったことが、生まれてこの方一度もなかったのである。この喜びを誰に伝えようかと思って、母に電話してしまったくら…

静かな正月

会社では仕事、家でもちょっと仕事、そんな年だった。 年末年始も家でちょっとした仕事はありそうだけど、大体静かに暮らせそうだ。 引退したいわけではないが、しかし、人間のベースは静かな暮らしだと思う。 静かさは禅の無にも通じている。茶道が「和敬清…

英語の聞き取り

ドリトル先生の英文を読むようになり、この頃は英文に慣れて、聞き取りもやってみたいと思うようになった。英語で書けば、listeningである。 You Tubeで英語のGame紹介動画を見たり、ドキュメンタリーを無理やり英語で聴いてみたりしたが、聞き取れる言葉が…

第六十ニ回櫻門茶会

僕が学生の頃に、五十回記念のお茶会でどうという話をしていた気がする。今回は六十二回目の櫻門茶会だそうなので、あれからもう十年以上経ってしまった。茶道の歴史は四百年ぐらいあるので、それを考えたら短いけれど、自分の人生の尺で振り返ると、やっぱ…

「ドリトル先生アフリカ行き」を原書で読んでみている。

きっかけは英語の勉強である。今、英語を学ぶために、日本語の訳書がしっかり出ていて、英語の原書も手に入る本を探してきて、読むようにしている。プロジェクトマネジメントの本もそうやって二つの本を交互に参照しながら読んでいるのだが、小説も読んでみ…

このブログの題名

野狐消暇録という題の読み方は、「やこしょうかろく」である。野狐というのは、学生の頃、自分が使っていた俳号である。消暇録というのは、中国の怪談「閲微草堂筆記」から来ている。もう名付けたのが古過ぎて、消暇録が本来消夏録だったことしか覚えていな…

王になる

たまには千円カットの床屋をやめて 髪を洗ったり、髭を剃ったりしてくれる床屋に行きたい きっと王様になれるから

学生症候群対策@ソフトウェア・プロジェクト

概要 対策のポイント 学生症候群とは何か パーキンソンの法則とは何か 事例 体制 開発内容 事象 学生症候群の例 パーキンソンの法則の例 プロジェクトはどうなったか 開発者Aの背景 対策 学生症候群を防ぐ 管理者側の対策 開発者側の対策 パーキンソンの法則…

寺田寅彦の文章

青空文庫で久しぶりに寺田寅彦の文章を読んでみた。 旅の文章や景色を書いた文章には精彩が無いと思う。その後にちらっと読んだ横光利一は目の当たりにするような生き生きとした景色の描写があり、さすがであった。 それに引き換え寺田寅彦の風景描写は観察…

佛の一撃

妻の仕事の手伝いで荷物の梱包をしていた。 梱包の終わった荷物を量りに載せて、重さを量ろうとしたときだ。腰の辺りに痛みが走った。鈍い、捻挫のような痛みだ。「しまった、腰をやったかな」と思い、そっと体を元の姿勢に戻してみた。やっぱり痛い。痛みに…

ソフトウェア・プロジェクトのスケジュールを見積もり値と実績値で振り返ったら色々な事が分かった。

■ 当初の目的 ソフトウェアプロジェクトのスケジュールに対する見積もりを改善する。 ■ やったこと ソフトウェアプロジェクトのスケジュールを作成したとき、当初予定の工数、つまり見積もり工数を記録しておく。プロジェクトが終わったら、実際にかかった工…

Nintendo Switch「Moonlighter」の感想

すぐに飽きるとの評価もあるようだが、僕はすぐには飽きなかった。4つ目のダンジョンあたりでやっと飽きた。それでしばらくほうっていて、最近プレイして最後までやった。そしたら、ダンジョンは4つ目が最後で、後は最終ボスとのバトルだった。 そう考えると…