観雀堂日録

炎天下 痩せた雀が 低く飛ぶ

やっぱり良かった映画「チャイナタウン」

ジャック・ニコルソンを観る映画ってところはちょっとある。でも映像も好きだし、自分の父親に強姦されて産んだ子供を娘であり妹でもある存在として守っている依頼人、この辺りのエグさというのが作品に深さを与えているように思う。 つまり、良い人が出てく…

映画「パブリカ」が意外と感心しなかった

なんでなんでしょうねぇ、期待値が上がっちゃってたかもしれない。映像は何度も見返したいほど良かった。文句なしだ。でも、ストーリーはあまり盛り上がらなかった。悪いわけじゃないんだけど。千葉と時田の結婚も唐突だし、何も丁寧に描かれてない、まぁ恋…

最近の現場で学んだこと

色々な技術に触れられて良かった。 Spring boot 大まかな仕組みは分かったし、起動時の処理とか、色々深いところも調べた。3年働いて、最初の2年はSpring bootの設定ファイルなど基盤部分の保守とSpring bootを使ったアプリの保守開発が中心だったので、良く…

冬の日

この詩は、misskey.dev ユーザー Advent Calendar 2025の12月21日のエントリーです。 https://adventar.org/calendars/11408 冬の日 月が川向こうのマンションの上をかすめる 掛け声に調子を合わせるボートの漕ぎ手たち マンションの窓々(まどまど)から落ち…

瑞月院で和菓子を買う

金曜日の夕方、六時近かったと思う。今週の仕事を恙(つつが)無く終えて、晴れやかな気分であった。飯田橋は常の通り人で賑わっており、会社を出た自分は、暗くなった道を御茶ノ水へ向かって歩いていた。 家に帰ることだけを考えれば中央線の飯田橋駅で電車に…

晩秋

庭に落ちる雨音の中に 永遠を捉え損ねる あの暗い雲の上には星が出ている 都会の家がいくら小さくても 私一人には広い

2025年櫻麗祭茶会

櫻麗祭(おうれいさい)というのは、日本大学文理学部で毎年開かれている文化祭の名前である。先日届いた招待状によると、自分が学生の頃所属していた茶道研究会がその文化祭でお茶会を開くという。 せっかくお招き頂いたので、訪ねることにした。 朝、九時過…

妻の帰国を見送る

朝焼けに染まる鱗雲の空 妻は中国へ旅立つ 山東省青島市は 妻の故郷 父をお見舞いに行く

ブリトー屋さんでブリトーを食べる

田町タワーというビルがある。そのビルの2階の建物外側に歩行者の歩けるデッキスペースがある。ここを歩行者たる自分が散歩していると、下の写真のお店があった。 ブリトー屋さんの外観 ブリトス、エンド、サラドと書いてある。名前はフリジョレスかな。 外…

他人の悪口を聞くのがつらい

そもそも、喧嘩の声が聞こえるだけで嫌なのである。自分に対する悪口では全然ない、知らない誰かと知らない誰かの言い争う声が遠くから聞こえてくるだけで、ストレスを感じる。たとえ自分が当事者でなくても、聞くのが嫌なのだ。 これと同じ理屈が悪口でも成…

いい意味で不愉快を避ける

最近聞いた話で特に役立った話がある。それは、何かに取り組む時、自分が苦しさやつらさを感じる前に、その活動を止めたほうが長続きするという話だ。詳しく説明しよう。 例えば運動をするとする。散歩のような軽い運動をすると、人は気分がいい。しかし、走…

フリーランス3年目

当初は単に自営業になっただけで、やる仕事は一緒だし、変わらないという感覚が強かった。しかし、そろそろフリーランスで働き始めて3年目、やっぱり色々感覚が変わってきた。 昔、フリーランスの働き方について、ある人がWebの記事かインタビューでこんなこ…

蛸丼

まだ若かった頃に、dancyuだったか、料理本を見て作ってみた料理がある。それは素揚げした蛸を丼御飯の上に載せて大根おろしで食べるものである。最後に掛けるのが味ポンだったから、味ポンのレシピだったかもしれない。 自分はその料理を何度も作り、自分で…

幸せなのに出家した釈尊

人が佛教を志すきっかけは何であろうか? 禅宗の和尚白隠義玄は地獄が怖くて出家したという。自分は学校が嫌で仕事ができるとも思えず途方に暮れている時に佛教に出会い、気付いたら佛教を学ぶようになっていた。 人のきっかけは様々であろうが、そもそもの…

自動販売機で飲み物が出てこなかったらどうするか

問題 自動販売機が故障したらどうすれば良いか? 事例 ある日、ビルの休憩室に設置してある自動販売機でペットボトルのカルビスを購入した。 支払いは済んだが、カルピスが出てこなかった。それで困ったが、同僚が自販機に書いてある電話番号に電話したら良…

石破首相の良さ

石破首相が退陣する見通しとの事で、短い在任期間であった。しかし、自分はなかなか良いと思った。その理由は以下である。 優しさ 岸田首相までの政治に冷たさを感じていた。能登半島で地震が起きたときも、政府の態度に冷たさを感じた。それが嫌であった。 …

雷雨

昼間にはあんなに暑く晴れていたのに、夕方の六時過ぎに会社の入っている軽子坂のビルを出ると暗い空から雨が降っていた。 常備している折り畳み傘を広げて道を歩き始めると、雷の凄まじい音が響いた。少し歩くと稲光が何度か瞬いて、ばりばりと雷が鳴る。驚…

田園調布の菓子

妻が仕事で田園調布に行くというので、仕事終わりに合流し、田園調布を散歩することにした。自分が土曜の休日勤務を終えたのが午後の二時で、そこから自宅を出、妻の働く田園調布に向かった。 外は暑かった。蒸し風呂のようでもあり、熱帯のようでもあった。…

マンゴーを貰う

それはラグビーボールのような楕円型であった。マンゴーは軽量のプラスチックで出来た網に包まれて、計六個あった。これは妻の商売で付き合いのある業者から贈られたもので、自分で買ったものではない。それで食べ方が分からない。食べた経験がないからだ。…

着物屋

どこかの駅で降りて、どこかに行く途中であったかと思う。わざわざその店を訪れたのではなく、たまたま見つけて入ったのである。それは着物の店であった。或いは呉服屋を名乗っていたかもしれない。店に入って着物を見ていた。着物ではなく、布だったかもし…

佐渡ヶ島の思い出

新潟市に住んでいたことがある。まだ子供であった。新潟の海まで車で30分ほどだったと思う。浜辺にはテトラポットがあった。浜辺と街の間には松林があって、互いを隔てていた。住んでいる家のある辺りも砂っぽくて、畑では西瓜を作っていた。そして友人の家…

東日本大震災の思い出

自分は新米のソフトウェア開発者として働いていた。その頃の自分は全くソフトウェア開発の実力がなく、更にコミュニケーション能力にも難があると見られていた。周りにそう思われていただけでなく、確かに今思い返すとコミュニケーションが下手であった。そ…

川崎水族館を訪れた

昨日は一日家にいたので、今日はどこかに出かけたい。川崎に出かけることにして、妻とふらふら出かけた。 散歩しているうちに道に迷って、やや遠回りをしたが、川崎に着いた。鰻の成瀬で鰻を食べて、初期の目的は達した。それから、思い付きでスーツセレクト…

政治家の使命

社会制度、文化、習俗は地域によって異なるし、歴史の流れの中で、同じ地域であっても、少しづつ変化していく。しかし、どんな社会にも、富んだ者がおり、貧しい者がいる。どんな社会にも、強い立場に立つ者がおり、弱い立場に立つ者がいる。これは社会が変…

心象②

もう何も見えなくなるのも時間の問題であるらしい。歩みを進める気は失せてしまった。徐々に暗闇は深くなり、それは辺りの暗さではなく、意識の低下であることに気が付いた。慌ててしゃがみこみ、膝をついて前かがみになる。 荒い呼吸の音を耳で聞きながら、…

心象

暗い山道(やまみち)を歩いていた。寺からはもう1kmは離れただろう。転ばないように目を凝らして足元を見ながら進んだ。風が木の梢を揺らし、葉はさらさらと鳴った。 足を止めて空を見ると、藍色の空に雲が浮かび、音もなく流れていた。あの月が雲に隠れては…

雨上がりの夜

木肌には苔が生えていた。葉はなく、一見したところ、木全体が枯れているように見えた。しかし近づいてみると、小枝の先に小さな赤い花がいくつも付いていて、花の近くには同じくらい小さな葉が付いていた。 年度はもう開けているのに、寒さが戻ってきている…

御茶ノ水駅の乗り換え

御茶ノ水駅は東京にほど近い、JR線の駅である。総武線と中央線が乗り入れている。東京から職場のある飯田橋に行こうとすると、まず中央線に乗って御茶ノ水駅に至り、ここで総武線に乗り換えて飯田橋駅に行くのである。この駅は、自分のような乗り換え客が降…

カナディアンソーラー投資主総会

カナディアンソーラー投資法人というのは、太陽光発電に投資する投資法人である。スポンサー企業はカナディアンソーラーであり、こちらは太陽光パネルを製造している。 自分は太陽光発電に関心があった流れで、この投資法人の投資口を二口持っていた。で、あ…

資生堂の喫茶店

中国にいる義弟の幼子(おさなご)のために粉ミルクを送ることになり、ラゾーナ川崎に来た。アカチャンホンポで買い物は終わって、粉ミルクの缶を詰めたキャリーケースを引きながら、資生堂の喫茶店に来た。通りかかっては、外に見えるように出してあるメニュ…