観雀堂日録

炎天下 痩せた雀が 低く飛ぶ

インディーゲーム「おじいちゃんの記憶を巡る旅」の感想

最初、なんだこれはと思った。

山の峰を移動できて、お爺ちゃんが奥行きを無視して絵の中を移動できる。そして、ゴールっぽいところに辿り着くと面が進む。説明しづらいがそんなゲームである。

ストーリーはお爺ちゃんの若い頃の思い出を巡る作りになっていて、色んな出来事が起きるが、一番ショックだったのは、お爺ちゃんがお嫁さんと離婚していたことである。

そうかー、単に幸せな一生を振り返るゲームではないか。

最後は、娘と一緒にお婆さんを看取る場面で終わる。和解があった、ということだろうか。

エンディングでヨットに乗る娘とお爺さん。そして娘の子供らしい赤ちゃん。

パズルはそんなに難しくなかったが、わりと面白かった印象。こういうアート系のゲームでちゃんとゲーム部分が面白いのは貴重かもしれない。ゲームとして楽しめたのが好印象。