野狐消暇録

所感を記す

袖を詰める

服をオーダーメイドするのは良い贅沢だと思う。スーツを買うときズボンの裾を上げてもらうが、袖も丈を合わせてもらえることを知った。スーツの袖は大抵長めに作ってあるそうで、奥さんがスーツを西友で買ったら、袖が長すぎて手が半分隠れてしまった。それで詰めてもらったのだが、なかなか良い。問題は詰めてもらっている間、スーツが着れない事である。入り用になってから買いに行くと、袖丈を詰めてもらっている余裕がない。妻の場合は一旦長い袖のまま一月ほど働いて、スーツを着なくて良い期間ができたら、その隙に上着を預けにいった。それで一週間ちょっとで袖が丁度良い丈になった上着が返ってきて、着てみたら果たしてぴったりだった。確か三千円ほどだったか。高い気もするが、贅沢として良いなと思った。