野狐消暇録

所感を記す

物価が上がる夢

夢の中で貰いがいい仕事に就いていた。感じとしては、月に100万円とか、200万円貰える仕事のようであった。「そういう仕事があるのはあるだろうけど、なんで自分がその仕事に就けたのか分からない」と自分は言って、とても喜んでいた。ふわふわと宙に浮いて、地に足がつかないような心地であった。その後、その年の秋に、Googleフラグシップモデルのスマートフォン、Pixel 7が91万円で発売されるという話になった。高いな、でも買えなくもない、と夢の中で思った。

目が覚めた。そこで「夢でお金を貰って喜ぶなんて、自分は世話がないな。全くおめでたいことだ」と思った。しかし、よくよく考えてみると、Pixel7が91万円。Pixel 7は実際には、まだ価格は未定のはずだが、きっと7万円から10万円ぐらいのRangeで売られるだろう。すると、夢で見た価格は実際の価格のおおよそ10倍ぐらい。僕の夢での収入は月に200万円として、現実のサラリーマン初任給20万円のおおよそ10倍。

とすると、もしかしたら、収入が増えた夢を見たのではなく、物価が10倍に上がった世界で暮らしている夢を見たのかもしれない。