人は自分の足で立ち、自分の足で歩く。それはそうなのだが。
飛躍することがある。
それは誰かに愛されたときである。
自分とは違うアスペクト(断面)で世界を見て生きている人がいる。
その人が自分を愛する。
すると、自分に欠けていたものに気付かされる。
そういう形で、息を吹き返す。
それは新しい感情であり、新しい地平である。
眠っていた私が起きる。
知らなかった世界を知る。
新しい地平に立っていることを知る。
それが愛されることである。
新たな世界に目覚めることである。
そして人はもう一度生きる。
それが飛躍することである。