野狐消暇録

所感を記す

ニンテンドースイッチ「ゴロゴア」をプレイしました。

YoutubeのNintendo公式チャンネルで「よゐこのインディーでお宝探し生活」を観ていたら、タイトルに挙げた「ゴロゴア」なるゲームをよゐこがプレイしていました。

ec.nintendo.comこれは面白そうだと思っていたのですが、ニンテンドースイッチを持っていません。しかし、奥さんが「買っていいよ」と言ったので、勇気を出して買いました。そして最初にやるゲームを買うに当たり、ゴロゴアを選び、遊んでみました。

やる前にプレイ動画を見ていたので、序盤は知っていましたが、中盤に進むに連れて、徐々にトリックも複雑化してきました。しかし、決して詰まってしまって、解けなくはなる事はありませんでした。行ったり来たり、試行錯誤を繰り返す事で、先へ進む事ができます。これは優れたゲームだと思いました。自分は「ゼルダの伝説」でもたまに詰まって進めなくなる事があるのですが、それはおそらく、選択肢がたくさんあって、どれが正解なのかが、プレイヤーに分からなくなるためだと思います。このGorogoaというゲームでは、プレイヤーができる操作が限られています。パネルをずらす事と、パネルの一部をタップする事だけです。パネルのタップできる箇所については、池に石を投げたときにできるような波紋で、どこがタップできるか、プレイヤーに知らせてくれますから、見逃すことはありません。パネルを置ける箇所も、全部で四か所しかないので、パネルの配置パターンも限られます。あるシーンで可能になる操作が絞らせているので、プレイヤーは適当に操作していても、先に進めるのです。

逆に言うと、このゲームは、プレイヤーが頭で考えても、分からないトリックがあると思います。ある程度、頭を働かせてパズルを解くのですが、完全に理詰めで解くというよりは、「こうかな?」ぐらいでパネルを動かしたりして「おっ、進んだ」というイメージです。手を動かしながら進める感じであって、動かす前に何か分かるかと言うと、誰も分からないだろうと思います。

ひとつ意外だったのは、午後の3時頃に遊び始めて、午後10時には遊び終わってしまったということです。そのぐらい短いゲームで、すぐに終わってしまいました。

しかし、このゲームはゲームと言っても、あるルールの下に得点を競ったりするタイプのゲームではありませんから、仕方がないように思いました。言ってみれば、美しい絵本のようなものでしょう。絵本を5時間もかけて読んだら、それは充分というものです。