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野狐消暇録

所感を記す

一歩踏み込んで、右翼政治を考える

全体主義的な政治と言ってもいいのだが、そういう政治がなぜ失敗するのか、考えたい。僕は、民主主義を絶対視するものではないが、歴史的に見て、独裁体制、独裁政治というのは、その体制そのものが成り立たないものであるかのように、失敗していくと思う。これはなぜなのか?

民族主義の機運が最近高まっていると思うが、これは果たしてどのような結果を招くだろうか?

自分は甚だ良からぬ結果を招くのではないかと考えている。それは前々からそう思っているが、なぜ良からぬ結果を招くと思うのかが、自分ではっきり考えられていないし、考えられていないから、言葉にもできない。それが僕が今直面している問題である。

この問題に取り組もうと思う。思想的に見て、他との関係性を重視し過ぎる事に問題があるのではないか、というのが、ひとつの仮説である。

自分達としてこうしよう、という事がなくて、他と自分を比べて、自分達が優越している、とする。飽くまでも、他との関係性の中を生きようとする。これが問題なのではないか?

こうしようという考えがあれば、そのためにどうするか、という考えが続いて起こってくる。しかし、単に他を撃滅するという事であれば、その後どうするのか。「気が済んだ」という事か、という事になる。

そういう、ヤクザの喧嘩みたいなものになってくる。これがいけないのだと思う。

民族主義と言えども、自分達がひとつの民族に属しており、協力してやっていこうとか、他の民族からも色々と学びつつ、発展していこうというのであれば、自分としては問題ない、と思う。

しかし、今起こってきている民族主義は、そういうものではないように思うのである。では、どういうものなのか?

僕はそれを右翼的なもの、と一言で言っているが、その正体がいまいち掴めない。

極右と言えばそうなのだが、それは結局なんなのだろう。

そういう事を、しばらく考えていきたい。