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野狐消暇録

所感を記す

『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』をプレイしました

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あまり書いてないつもりですが、エンディングに触れているので、ネタバレがあります。

 

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面白かったので、感想を記します。

ダンジョンの地図を描くと聞いて、どんな事をするのかな、と思っていたんですが、本当に地図を描きます。探索していく感じです。

状態異常が面白い、という事もありました。毒で、HPの半分ぐらいが無くなってしまいます。実際半分減る設定だったのかな、ちょっと解りません。

グリモアという物があって、これで敵のスキルだったり、味方のスキルだったりを装備できるんですが、良く分からなくてほぼ使っていなかった。勿体ないというか、なんというか、遊べてない。グリモアを置ける数が限られていたので、最後の方は捨てていた。

ぶっちゃけその部分抜きで進めていた。

ゲームが面白い、というのは、まぁやってもらわないと分からない部分かなと思います。

 

で、本題です。

このゲームにはストーリーモードというのがあって、話が付いてくるんですね。昔ストリートファイター2というゲームが偉く流行った事があったんですが、あれもキャラクターにストーリーが付いてて、エンディングが変わるんですよ。

それほどじゃないんですが、まぁ付けたり、という面はありますよ、それは。

しかも、ストーリーがちょっとSFチックになっていて、世界の謎を解く的な流れ。その謎をですね、プレイしている間に忘れてしまうんですわ。だって、ゲームと直接関係しないんだもん。

ダルシムが何のために戦っていたか、皆さん覚えていますか?

僕は忘れました。

ただ、彼の伸びる手だけ覚えています。

今回もね、そういう事、つまり、ちょっと入り組んだ設定、こじゃれた、というと失礼なのかもしれませんが、そういう部分、正直面白かったです。

ただ、忘れる。これね、歳のせいではございません。なぜなら、昔から、幼少の頃から忘れているから。

僕は、シャーロック・ホームズを子供の頃読んでいたんですが、謎解きが良く分からない。ただ、ホームズのキャラクターとワトソン博士のキャラクターだけ、ズバッとハートを掴まれた、そういう経験があります。

ダルシムと同じです、ホームズは。

そういう、キャラクターに惹かれるというのが、あった。

それは何かというと、結構キャラクターがですね、好戦的なんですわ。仲間が死ぬと「許さん」みたいに敵に襲い掛かっていくし、敵を倒すと「気持ち良かった」とか、かなり切れている発言が飛び出すのですよ。

何か、そういうのが面白かった。回復させようとすると「これでいいか?」って、「なんかすいませんいつも」って返したくなるような台詞が入ったりするんですよ。

そういうキャラクターの造形が、僕には新しかった。自分の知っているゲームのキャラクターって、もっと柔らかかった気がするから。これはDQをやってたからかな。

あと、なぜかまだまだ先がある、と信じて最後のボスを倒しちゃって、エンディングが始まったとき「あれ」ってなった。

ゲーム製作者の想定する遊び方だったか不明だけど、僕には楽しいゲームでした。

ただ、ストーリーモードだと、「職業」の意味がないし、好きなキャラクターを選んで探索、じゃないのは不満でした。だって、そういうシステムがあるんだよ、なのに使えないんだよ、これはつまらないですね。

まぁ、メンバーが入れ替わっちゃうと、ストーリーモードのストーリーが運べないからでしょう。止むを得ない。

でも、そう考えると、こういうゲームをゲームとして楽しもうとしたとき、ストーリーが邪魔なら、要らないかもね。面白かったけどね。

やっぱり最後は世界を救うという事で、それもお約束だけど、僕はその辺、全然気にならなかったな。

あと、エンディングの本当に最後、主人公にヒロインが台詞をいうシーンがあったけど、「それって二人で旅するって事?」って思った。「全然いいですよ!」と思った。

それで、今感じている事は、やっぱりキャラクターへの感情移入があるな、という事。だって冒険した主人公だったり、ヒロイン、脇役、そういう人は実在しないんだよ。もう会えないんだよ。悲しいよね。会えない事より、そういえば、実在しないんだ、という事が悲しい。

なんか自分たまにこういう事を感じるんだよね。5,6年に一度。

なんなんでしょう。

こう、薄い言葉、街を救うとか、何か、そういうメロドラマ風の浅いエピソード、そういう物がですね、どこかで真に受けちゃうんですよ。この間、一瞬エヴァンゲリオンの映画を見た時にも感じた事なんだけど。

世界を救うSFだったり、ファンタジーだったりって、実感レベルに落とし込むと、一つの街で起こった、1エピソードなんだよ。なんなんだろうな、これは。話が大きくなりすぎると、却って、非常にパーソナルな感じがしてくる。そういう気がするな。主観的な世界というのか。

夢、なのかもしれない。夢の中で、一生懸命掴んでいた命綱が布団の端っこだった感じ。何なんだろうな。この辺で終わります。