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野狐消暇録

所感を記す

日本を勝手に心配する

自分の住んでいる国なので、日本が心配である。

日本は今、周辺に友好関係を築けていない。北朝鮮とは、友好関係を築くべく努力しているようだが、他の国、特に韓国と中国との関係が良くない。良くないというより、緊張が高まっている。今後どうなるのか? 不安でならない。

日本はアメリカに軍事的に依存している。そのために、アメリカとの距離をもっと慎重に考えねばならない。アメリカも自分の事情で動く事がある。アメリカは国連のように、ある程度中立的な立場に立っているかというと、そうではない。基本的には日本同様、飽くまでも一国の考えで動いている。もちろん、大義というものはあり、それが全て嘘であるとまでは思わない。僕が懸念するのは、アメリカと日本の考えが異なる時、日本が独自の行動を取れない可能性がある事だ。例えばアメリカはイスラエルの友好国だが、イスラエルが常に正義の立場から見て、正しく行動するとは限らない。これはイスラエルだけではないが。

そういう微妙な立場に日本は追い込まれるのではないだろうか?

日本は、なるべく公平な立場から行動した方が良いと思う。

特に最近は、日本が日本一国の中でしか通用しない、所謂「当事者の言い分」だけで行動してしまう傾向がありはしないだろうか?

本当に周りの国、或いは遠い所にあるにしても、かなり文明的に発達している国に理解してもらえるような行動を取っているのだろうか?

そういう疑いを抱かれているときは、日本自身の都合で本当は行動して良い時でさえも、敢えて慎重を期して、各国の了解を得た上で行動した方が良い。

そのような慎重さが悪い方に出て、他の国に先を越される事があったとしても、そこはむしろ道を譲るぐらいの気持ちで、じっとしているべきである。

少しづつ信用を作りながら、日本にとって良い道を探る。

そうすれば、利害の対立が常にあるとは言いながら、他国の協力が得られる機会も来るだろう。その機会に「日本と仲良くすると良い事がある」と他の国に思ってもらう。「彼らに協力すると、建設的な利益が得られる」、そのような感想を持ってもらえるように関係を築いていくのである。

その時に大切なのは、自分達の利益を自覚しつつも、常に「相手が得をする」事をちゃんと考える、という事である。別に損をしろという事ではなく、相手にとっての利益も一緒に考える。そういう事でなければ、そもそも交渉のテーブルに座ってもらえないと思う。

あとは誠意というものがあれば、決して悪い流れにはならないと思う。

僕は日本の健全な発展を願うが故に、この文を草するものである。